天麗皇希がGHC女子初代王座を涙の戴冠「このベルトと一緒に、私もどんどん大きくなっていきます」
「一歩、詩美さんに近づけたんじゃないかなって」
プロレスリング・ノアは11日、東京・新宿FACEで『MONDAY MAGIC Autumn ep3』を開催し、新設された「GHC女子選手権」初代王者決定戦が実施された。 【動画】試合後バックステージで涙ながらにコメントする天麗皇希 『MONDAY MAGIC Autumn ep3』 日程:2024年11月11日(月)開始19:00開場18:15 会場:東京・新宿FACE 観衆:未発表 この試合には11選手がランブル形式で出場し、女子プロレス界に新たな王者を決める激戦が展開された。試合形式はオーバー・ザ・トップロープのルールが採用され、全員が一度はリングアウトの危機を迎えるスリリングな展開となった。 試合は愚零闘咲夜とセイディ・ギブスの対戦で幕を開け、その後、マリーゴールド所属のボジラや、マーベラスの彩羽匠、マリーゴールドユナイテッド・ナショナル王者の青野未来、高瀬みゆきが次々と参戦。試合中、選手たちは持ち前の技を次々と繰り出し、会場は熱気に包まれた。 試合終盤、イギリス出身の巨漢ナイトシェイドや、マリーゴールド所属の天麗皇希、優宇、さらに林下詩美らが入り、リング上は混戦状態となった。そして、11人目の参加者として長与千種が登場。 彩羽がロープを開けて長与を迎え入れるも、マリーゴールド勢がすかさず襲いかかる場面も見られた。激戦の末、長与は愚零闘咲夜の毒霧で押し出され、リング外で失格となった。 最後まで残ったのは、天麗皇希とセイディ・ギブスの2人。両者一進一退の攻防を繰り広げ、最終的には天麗がギブスをフロントキックで場外に落とし、26分09秒で試合を制した。これにより天麗皇希がGHC女子選手権の初代王者となり、その栄光を手にした。 試合後、バックステージで天麗皇希は涙を見せ「プロレスラーになって約半年。私がシングルのベルトを獲りました。ロイヤルランブル、ちょっと特殊な形ではあったと思うけど、最後に残ってこのベルトを巻いてるのは私なので。私もまだまだプロレスラーとして全然未熟だし、まだまだこれからだと思ってるので、このベルトと一緒に私もどんどんもっと大きくなっていきます」と新王者としての決意を語った。 続けてマリーゴールドでのタイトル挑戦にも触れ「そして14日にはもう一つタッグのベルト(挑戦)を控えてるので。(林下)詩美さんも今日、私の試合見てくれてたと思うんで、一歩、詩美さんに近づけたんじゃないかなって。いい結果を残せてすごく良かったです。大事に私と一緒に輝かせます。ありがとうございました」と語った。 GHC女子選手権初代王者の誕生により、ノアの女子部門が新たな章を迎え、今後の展開に期待が高まる。 「写真提供:プロレスリング・ノア」
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