美脚のための食事とは? ショートパンツを楽しむためのフランス式美脚ガイド
筋肉を鍛えるプログラム
歩く、泳ぐ、自転車、ダンス、ヨガ、階段......。身体を動かすことなら何でもオーケー。筋肉が増えれば増えるほど、水分と脂肪が溜まりにくくなる。 スポーツトレーナーのジュリー・ドゥバティが引き締まった強い脚作りにすすめるのは、HIITと部位を絞った筋肉トレーニングを交互に行うメニュー。自身が運営するプラットフォームで、8週間で行う「セルライト予防と脚痩せ」プログラムを提案している。 ベースになっているのは短時間(20分間)・高強度の全身を使ったカーディオエクササイズ。断続的にハードな運動をすることで、カロリーを最大限に消費し、皮下脂肪や脂肪の塊を落とすのが狙いだ。脚のトレーニングに関しては「負荷をかけたり、筋肉を大きくするためのエクササイズをする必要はありません」とコーチは言う。「身体を伸ばしながら筋肉を鍛えることを目的に、スクワットやランジなどの姿勢を少し改変しています。また、空手の蹴りの動作をアレンジしたエクササイズも取り入れています。つねに縦のラインと前方を意識しながら行います。筋肉を収縮させながらも、身体は自然に伸びた状態で鍛えることで、最終的にふくらはぎが程よく膨らんだスラリとした脚を作ることができます」 元空手チャンピオンのコーチは、血行改善と水分滞留の解消を目指す人に向けて、栄養に関するアドバイスと日常的に取り入れられる裏技も紹介している。 また、美脚作りのためのトレーニングもある。程よく筋肉のついたスラリとした脚を手に入れたい人には、「Ballet Sculpt」がおすすめ。これはフィットネスとクラシックバレエを組み合わせたトレーニングで、バレエの振り付けを踊りながらエクササイズを行う。正しい姿勢を保つことでインナーマッスルを鍛えることができる。クラシックバレエのダンサーのように、背筋から脚の先までピンと伸びた、しなやかで、すっきりとしたシルエットが出来上がる。 セルライト対策には「Aqua Jump」がおすすめだ。水中トランポリンでジャンプしながら、表面から深部まで脚全体の筋肉と腹筋を重点的に鍛えられる。そのうえ、血液を心臓に送り返す脚の静脈ポンプ作用を活性化し、筋肉をほぐし、血流をよくする効果もある。