大谷翔平「6億円記念球」日本人社長2人が明かした「分刻みの入札デッドヒート」《終了2分前、「もしかしたら買えるかも」と思ったその時…》
公益展示の可能性も
デッドヒートに敗れた2人の日本人社長だが、果たして落札後はどうするつもりだったのか。田中氏と後藤氏は、そろって「意外な動機」を口にする。 「最終的には大谷選手にボールをお返ししたいと思っていました」 後藤社長が“幻の計画”を明かす。 「まずはボールを日本に持ち帰って、野球ファンや子どもたちに見てもらう機会を作りたかった。例えば大谷選手の地元・花巻など日本全国で展示する機会を作れたらと思っていました。大谷選手の二刀流には当初は賛否両論もありましたが、それでも意思を貫き、結果を出して世界でこれだけ評価されている。それを証明するボールを、日本に持ち帰りたかった。そのうえで、大谷選手が望むなら、最終的にご本人やドジャースへボールをお返ししたかった」 一方、UCキャピタル社も公式声明の中で、公益展示の可能性に言及している。 〈私たちは台湾と日本の機関と協力し、公益展示を計画することで、ファンが間近でその輝きを目にする機会を提供することを喜んでいます〉 オークション界でも大谷は伝説となった。 ◆ ◆ ◆ 「 週刊文春電子版 」では、「 真美子夫人&デコピン新居購入 」「 懲りないフジテレビ 」など「大谷翔平3大秘話」を詳報している。
「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル