同僚FWソン・フンミンに人種差別発言…トッテナム、ベンタンクールへの7試合出場停止処分に控訴「制裁は厳しい」
トッテナムが20日、FA(イングランドサッカー協会)からウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールに科された処分への控訴を発表した。 ベンタンクールは今年6月、ベンタンクールはウルグアイのテレビ番組出演時に司会者から選手のユニフォーム交換について尋ねられた際「ソニー(ソン・フンミン)の? 彼らはみんな顔が同じように見えるから、ソニーの従兄弟のものかもしれないね」と発言。この発言がSNSを通じて拡散されると、人種差別的な内容として非難が殺到していた。 ベンタンクールはその後、ソン・フンミン本人に謝罪し、韓国代表MFもこれを受け入れたが、FAは事態を重く見て告発。結果、7試合の出場停止と10万ポンド(約1950万円)の罰金を科す厳しい処分が下された。 そのような中、クラブは声明を通じて次のように述べている。 「我々は独立規制委員会によるロドリゴに対する有罪認定を受け入れる一方で、その後の制裁は厳しいと考えている」 「控訴審が行われる間、ロドリゴは国内大会への出場停止処分を継続し、クラブはこの期間中にこれ以上コメントすることはない」