東証、一時800円超下落 円高、輸出関連株に売り
8日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反落した。外国為替相場の円高進行を受け、輸出関連株を中心に売り注文が先行した。下げ幅は一時800円を超え、3万4200円台を付けた。平均株価への影響が大きい半導体関連株の売り注文も目立ち、相場を押し下げた。 午前11時現在は前日終値比375円55銭安の3万4714円07銭。TOPIXは19.12ポイント安の2470.09。 前日の米国株式市場は主要な株価指数がそろって下落し、8日の東京市場も流れを引き継いだ。平均株価の乱高下が続く中、終値では6、7日の2日間で計3600円超上げ、当面の利益を確定させる売り注文も出た。