サッカー=ドイツ杯、王者レーバークーゼン勝利 ノイアーが一発退場
[ミュンヘン(ドイツ) 3日 ロイター] - サッカーのドイツ・カップ(杯)は3日、各地で3回戦を行い、昨季王者レーバークーゼンは敵地で伊藤洋輝の所属するバイエルン・ミュンヘンに1─0で競り勝ち、ベスト8進出を果たした。 試合は前半17分、相手のロングパスに対応しようとペナルティーエリア外まで出てきたバイエルンGKマヌエル・ノイアーが走り込んできたジェレミー・フリンポンと衝突。フリンポンは地面に倒れ、ノイアーにレッドカードが出された。数的優位に立ったレーバークーゼンは後半24分に、途中出場のネーサン・テラがヘディングシュートで決勝ゴールを決めた。伊藤はベンチ外。 長いキャリアで初の一発退場となったノイアーは「ボールを取ろうとしたが、間に合わなかった。彼(フリンポン)がオフサイドの位置にいてくれていればと願った。後の祭りだ。私はミスを犯し、それを認めなければならない」と悔やんだ。 シュツットガルトのチェイス・アンリは敵地でのレーゲンスブルク(2部)戦に先発し、前半19分にゴールを決めた。チームは3─1で勝利。同選手は後半36分までプレーした。フライブルクの堂安律は、1─3で敗れた敵地でのビーレフェルト(3部)戦にフル出場した。ビーレフェルトの水多海斗はベンチ入りするも出場はなかった。