メンディはシティに勝訴 グリーンウッドもユナイテッドを訴えて損失を取り戻すべきか
グリーンウッドも無罪となっている
元マンチェスター・シティで、現在はロリアンに所属するDFバンジャマン・メンディは、マンチェスター・シティ時代に未払いとなっていた給与の大部分を受け取れることになった。2020年に強姦、強姦未遂容疑で起訴されたメンディにはシティから出場停止処分が科され、その間の給与は未払いとなっていた。メンディが無罪となったあとも支払いはなされていなかったが、シティ相手に勝訴したことで一部の損失を取り戻すことができたようだ。 [動画]グリーンウッドが2発を叩き込み快勝したトゥールーズ戦 この件を受けて、元マンチェスター・ユナイテッドで現マルセイユのFWメイソン・グリーンウッドも同じくユナイテッド相手に訴訟を起こし、収入損失を取り戻すべきだという声があるようだ。英『THE Sun』が伝えている。 グリーンウッドは2022年1月に強姦と性的暴行の容疑で起訴されたが、その後起訴は取り下げられている。メンディは出場停止期間中の給与が全額未払いとなっていたが、グリーンウッドはユナイテッドが給与を支払ったうえでの出場停止だったため、2つのケースには大きな違いがある。 しかし同紙によれば、同選手の代理人は、6カ月後にユナイテッドから解雇されるという決定に依然として不満を抱いているという。代理人らは、グリーンウッドの将来の収入能力と、逮捕後にグリーンウッドと契約を結ばなかったナイキなどのスポンサーに対しての心象に影響を与えたことなどを問題視しているようだ。つまり、グリーンウッドが訴訟を起こすとすれば、潜在的な収入の損失が争点となる。 グリーンウッドが訴訟を起こすと決めた場合、クラブは法的措置をとる用意があるという。
構成/ザ・ワールド編集部