【蒲郡ボート G3クイーンズクライマックスシリーズ】黒沢めぐみ 本紙イチオシ62号機に「まずまず」
28日に開幕するプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」に先駆け、ボートレース蒲郡では26日からG3「クイーンズクライマックスシリーズ」が行われる。 本戦出場の12基を除いた2連対率1位は27号機で、ドリーム組の平田さやかが獲得した。2位の28号機は蒲郡実績豊富な高田ひかる。特に平田の27号機は3節連続優出の1Vで実績は文句なしだ。やや伸びに偏って出足に不満の声が多い点だけは気になる。28号機は微妙。前節(14~20日)の優出で再浮上したが、10月20~25日のヴィーナスシリーズ第15戦で今節も参加している今井美亜が大苦戦と安定感を欠く。 本紙のイチオシは62号機だ。ヴィーナスシリーズで今節も出場している勝浦真帆がデビュー初V。11月21~26日にも谷川里江が節イチの伸びに仕上げた。手にした黒沢めぐみ(35=東京)も11月21~26日に当地を経験。「前検としてはまずまず。11月の良かった体感に持っていきたい」と期待を口にする。 平川香織の39号機も本戦出場エンジンに負けない気配だ。前節の梶原正は予選道中で節イチの声も上がるほど強烈な伸びだった。「スリット近辺が凄く良くて、ターン回りも勝手に進んでいく感じ」と平川も絶賛する。エース機不在の蒲郡で最も近づいたのが門田栞の63号機。ヴィーナスシリーズでは倉持莉々が準V。準優勝戦は大外発進から突き抜けた。「スタートが思ったより届くし手前は悪くない」と手応えはまずまずだった。