大麻類似の38製品販売禁止 厚労省、グミ流通問題で
大麻に似た成分を含むグミを食べた人の健康被害が相次いだ問題で、厚生労働省は21日、今月から規制対象になった合成化合物HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)などの類似成分を含む可能性があるグミやクッキーといった38製品に関し、医薬品医療機器法に基づき全国の店舗やインターネット上での販売や広告を禁止したと明らかにした。 【写真】指定薬物になったHHCHを含む「大麻グミ」
厚労省によると、38製品に含まれている可能性があるのは5成分で、現在は規制対象外のHHCP(ヘキサヒドロカンナビフォロール)やTHCPO(テトラヒドロカンナビフォロールアセテート)など。同省はHHCHに似た成分をまとめて指定薬物にする包括指定を年明けにも実施する方針。