冬に多用する「暖房家電」にはどんなものがある? 節約方法もご紹介
冬場は部屋や体を温めるために、暖房家電を使用する場面も多いでしょう。 しかし、近年の原油価格の高騰や世界情勢による電気代の値上げが懸念されています。 今回は、冬によく使用する暖房家電や、節約方法をご紹介します。冬場の電気代を少しでも安くおさえたい方は、ぜひ参考にしてください。 ▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
冬に使用する暖房家電とは?
冬によく使用する暖房家電は「エアコン」「ガス・石油ファンヒーター」「電気カーペット」「電気こたつ」のおもに4つがあげられます。これらの暖房家電には「対流式」と「ふく射式」の2種類の暖房方式が採用されています。2つの暖房方式の違いは以下の通りです。 ・対流式:暖かい空気を部屋全体に循環させて暖める方法 ・ふく射式:暖められた物体が放射する熱を使用して暖める方法 エアコンやガス・石油ファンヒーターは対流式で、電気カーベットや電気こたつはふく射式です。
暖房家電の電気代の節約方法
暖房家電の電気代を節約するためには、省エネ対策が必要です。ご紹介した4つの暖房家電の省エネ対策と省エネ効果の割合を確認していきましょう。省エネ効果に関しては、冬の間ではなく通年での調査での結果となります。 ■エアコン エアコンの省エネ対策と省エネ効果は表1の通りです。 表1
※経済産業省 資源エネルギー庁「家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約」を基に筆者作成 外気温度や1日にどのくらい使用するかにもよりますが、1000円~1500円程度の節約につながる可能性があります。 ■ガス・石油ファンヒーター ガス・石油ファンヒーターの省エネ対策と省エネ効果は表2の通りです。 表2
※経済産業省 資源エネルギー庁「家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約」を基に筆者作成 どちらも省エネ効果を得られますが、ガスファンヒーターの方が節約効果は大きいといえるでしょう。 ■電気カーペット 電気カーペットの省エネ対策と省エネ効果は表3の通りです。 表3