「売る側からいったら『カモ』」老後への不安で投資する40代がお金で失敗するワケ<漫画>
健康診断をサボっていませんか
今日の健康は、昨日までの生活の積み重ねでできています。今日の脂肪が昨日のケーキバイキングでできていないのと同じです。会社員は年に一度の健診がありますが、そうでない方がおろそかにしがちなのが健康診断。 べつに具合は悪くないから、寝れば治るから、ちょっと疲れただけだから。もしくは、病気だったらこわいから健診に行かない。そんな言い訳は即、捨ててください。 人は誰しも年を取ります。年を取れば、どこかが劣化するのは当然です。肌荒れやほうれい線は気にするのに、体の内部に目を向けないのは本末転倒。 安心してください、40代の少しの劣化なら努力でカバーできます。 健康をキープするために、実践すべきは5つ。「①健康診断の結果を無視しない ②かかりつけ医を持つ ③食生活を見直す ④お酒の正しい飲み方を覚える ⑤運動する習慣を作る」。めんどうくさいと思うなかれ。 40代のルーティンが輝く50代の布石になります。特に⑤は「1基礎代謝を作る 2有酸素運動をする」なので、無理!と投げ出す人もいるでしょうが、あきらめないでください。 基礎代謝を増やすには「朝やお風呂前のストレッチとスクワットやドローイン」、有酸素運動は「通勤で毎日30分早歩き」でクリアできるのです。 何度も言いますが、40代の過ごし方で50代の健康が決まります。食事、運動、頼れるお医者さん、この3本柱で健康に関する不安の芽を摘んでいきましょう。
悩み多き40代、うまく「ひとり」を生きる
仕事も安定し、子育てもひと段落、反面、親の介護や新たな人間関係にストレスを抱える人もいます。40代でうつになる人もめずらしくなく、ストレスの解消方法もご自身で把握しておくべきかもしれません。 「同じストレスを負っていても、一人暮らしの方のほうが苦しいことが多い」と本書が諭(さと)すように、ひとりだと帰宅しても気分転換できず、悩みのループにはまってしまうのでしょう。 生涯独身率が高くなった現代、ソーシャルサポート(SS)を作るのもひとつの方法だそうです。ソーシャルサポートとは「助け合える友達」。 持ちつ持たれつ、という言葉がありますが、ソーシャルサポートの基本は「お互い様」理論です。ちょっとドライに聞こえるかもしれませんが、「『契約』だと思えばいい」と本書。 「ひとりで「生きる」ためには、たくさんの人と少しずつ依存しあう」。これもいわば助け合いで、新たな集団生活ともいえるのではないでしょうか。 「ぼっち」が集まれば、「ぼっち」ではなくなり、不安が安心に変わります。本書に載っているのは、多方面から生き方を見直した、新しい時代のライフハックなのです。 <文/森美樹> 【森美樹】 小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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