マツコも注目「どん兵衛」の《東・西・南・北》だし比べ。どう違うか、検証してみました!
気になる「南」と「北」は?
さて、ここからがマツコさん同様、私も未知の【南】と【北】。ワクワクしながら容器にお湯を注ぎましたよ。ちなみに、南と北には七味は付いていませんでした。そういうものなのかしらん?
【南】
「焼きあご×サバ節」。出汁の粉末の香りがもう、なんか違います。カツオではないとすぐ分かる魚介系の香りが強く、香ばしく甘い感じ。
スープにすると、甘さレベルは東と同じくらいに強めですが、透明度は西寄りでした。焼焼アゴ調味料とサバのほかに、カツオ節、イワシの魚粉、シイタケ調味料なども入っているそう。夫は「食べたことがない味!」と目を丸くしていました。
【北】
「利尻昆布×鰹節」です。利尻昆布といえば、北海道。強すぎず上品な香りと、旨みの濃さで有名ですね!
こちらは魚介の風味が効いていて、塩気がキリっとしていていますが、甘さは控えめなのであっさり系ではあります。スープの色は【東】よりもやや薄い茶色系。出汁の粉末にはネギと香辛料も入っているようです。マツコさんの予想通り、味は濃い目かも?
最初は「【東】よりも【西】が好み!」と言っていた娘(11歳、今のところ関東にしか住んだことありません)は、前言撤回、「【北】が1番美味しい(ハート)」との感想でした。私的には【南】がクセになりそうな味わいで、「今度みつけたら即ゲットしよう」と心の中でつぶやいていました。
ちなみに、最初から味比べ戦力としては期待していなかった息子(7)の感想は「全部美味しかった」だそうです。想定内の回答に、「だよね」と笑ってしまいましたが、私も同意。全種類のスープがどこか懐かしく、舌にしっくりくる味と心地よい香り......なのに、1つずつ独特の個性があるんです。
奥深い「だし比べ」の世界、ぜひお試しください♪ 1人でじっくり味わうのもよし、複数人でワイワイ意見交換しながら食べ比べするのも楽しいですよ!
筆者:フリーランスライター ピノコ 2児の母。美味しいお酒とおつまみレシピ、そして子供も大人も一緒に楽しめるレシピを日々探求しています。特技は英語、英会話。趣味は水泳、海外ドラマとドキュメンタリー鑑賞。