橋脚基盤に硬い岩盤、工期大幅遅れの隼人道路4車線化 掘削機に替え「発破」でめど、来夏ごろ完成見込み
西日本高速道路九州支社は20日、鹿児島県・隼人道路の隼人東インターチェンジ(IC)-隼人西ICの3.7キロで進める4車線化が、来年夏ごろに完成する見込みと発表した。 物流は向上したが、住民「眠れない」 近接家屋まで1m余り…元町道が国道に、現場で何が? さつま・佐志IC近く #こちら373
同支社によると、具体的な完成日は未定。当初は2024年度中の予定だった。同区間にある清水川橋(霧島市)の橋脚の基礎工事中に硬い岩盤が見つかったとして今年4月、完成遅れの見通しを発表していた。掘削機から、火薬を使った「発破」に変更したことでめどが付いた。 隼人道路の4車線化は隼人東IC-加治木IC(7.3キロ)の全線で18年3月に事業化。隼人西-加治木の3.6キロは22年11月に整備が完了している。今年3月時点での総事業費は約292億円。
南日本新聞 | 鹿児島