オヤルサバル&B・メンデスら不在のソシエダで期待寄せられる21歳、“アイドル”モドリッチの前で第一歩を踏み出せるか
レアル・ソシエダのMFルカ・スチッチは今週末、自身の“アイドル”と対戦する。 今夏にレアル・ソシエダに加入したスチッチは現在21歳。テクニックや左足のキック、インテリジェンスに秀でる身長185cmの大型セントラルミッドフィルダーで、2021年10月にデビューしたクロアチア代表ではここまで12試合に出場。先日に行われたUEFAネーションズリーグの2試合でもプレーしていた。 そんな同選手は今週末、ラ・リーガ第5節レアル・マドリード戦を控えている。スペイン紙『マルカ』によると、自身の憧れであるMFルカ・モドリッチと“初めて対戦”するとのこと。母国の英雄であり、代表チームの大先輩であるモドリッチとはドレッシングルームを共有したことはあっても、ピッチ上で対峙したことはなかったようだ。 また『マルカ』は、ここまでの3試合・7分間のプレータイムにとどまっているものの、「今週の土曜日には再び脚光を浴びそうだ」と指摘。FWミケル・オヤルサバルやMFブライス・メンデスらが不在となることから、スチッチの役割はこれまで以上に大きくなるとし、イマノル・アルグアシル監督が加入後初のスタメンに抜擢する可能性があることを明らかにしている。 先日に39歳の誕生日を迎えたモドリッチは、ラ・リーガで過ごした12年間で通算363試合に出場し28得点60アシスト、そして4度の優勝を成し遂げた。“英雄ルカ”の轍を夢見る“21歳のルカ”は、自身のアイドルの前で、スペインでの成功の第一歩を踏み出せるのだろうか。注目の一戦は、日本時間15日午前4時にキックオフを迎える。
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