会社で「毎月1000円」お茶代の徴収が! コーヒーやお菓子には「メリット」もある? 手を付けないなら断っても大丈夫なの?
会社の給湯室に置くお茶やコーヒー、お菓子のためにお茶代を徴収する慣習がある会社も存在します。 毎月1000円ほどの小さな出費であっても、そのお菓子やコーヒーには手をつけないという人の場合、お金だけ徴収されることに疑問を感じる場合もありますよね。会社全体の慣習に関わるだけに、断りにくさを感じる人もいることでしょう。 本記事では、お茶代を徴収されたくない場合、どのように対応すればよいのかを解説します。 ▼毎日「8時50分」から朝礼が! 定時は9時だけど「残業代」は請求できる?「義務」か判断するポイントとは?
会社でお茶代を徴収される理由とは?
会社でお菓子やコーヒーを用意する理由として、「仕事中の適度な休憩」「社員同士のコミュニケーションの促進」などが挙げられます。 好きなときに手に取れるように置いてあれば、気軽に休憩がとれ、リラックスした状態でほかの社員と会話するきっかけが生まれやすくなります。結果的に仕事の生産性向上につながるかもしれません。 このような理由から、お茶代を徴収してお菓子やコーヒーなどを用意しているのです。福利厚生として会社がその費用を負担することもあれば、従業員から有志で一定額を徴収することもあります。
お茶代を断りたい場合の伝え方と工夫
例えばお茶代の徴収が月1000円だとしても、年間にすると1万2000円となかなか高額になります。自分が消費しないものにお金を払いたくないと思った場合は、しっかりとその意思を伝えると良いでしょう。 お茶代を払わない意思を伝えるには、まず相手に配慮した伝え方がポイントです。例えば、「食べないので払いません」と強く主張するのではなく、「申し訳ないが個人的な事情で今後払えない」など、柔らかく伝えると相手が受け入れられやすくなります。 「個人的な事情」を説明する例として、「カフェインを摂ると眠れなくなる」「甘いものは医者に止められている」など健康上の理由を伝えることが挙げられます。 健康上の理由を伝えられると、強制しづらくなるでしょう。そのほか、「家計の見直しをしているので支出を減らしたい」と金銭面を理由にするのも良いかもしれません。 普段から自分で飲み物などを持参し、会社に置かれているものには手をつけない姿勢を見せることも大切です。こうした工夫を凝らしながら伝えることで、自分のスタンスを尊重してもらいやすくなるでしょう。