“恩返しの恩返し” つながる2つの被災地 炊き出しが縁 能登の人々が長野市長沼へ「復興に向けて頑張る気持ちに」
■復興に向けて頑張ろうと
10月6日、長野市若里・ビッグハット。 星野良和さん: 「一日楽しんで帰ってください」 翌日、蛸島の住民たちは台風19号災害の復興イベントにも足を延ばし、被災地を支えた多くのボランティアや復旧・復興への歩みなどの展示を見て回りました。
蛸島町の住民: 「1日3000人ということで、石川にも能登の方にもボランティアの人がいっぱい来てくれると助かりますね」 珠洲市蛸島町・白田唱子さん: 「私たちもこの先どうなっていくのだろうって不安でしかないんですけど、5年でここまでできたというのを見せていただいて、希望にもなりますし、復興に向けて頑張ろうという気持ちも強くなった」
■二つの被災地つなぐ炊き出し
二つの被災地をつなぐ星野さん夫婦の炊き出し。そこから生まれた今回の交流は能登の被災者への新たな励ましともなりました。 夫婦で炊き出し支援・星野良和さん: 「『あの時はうれしかった』『ありがたかった』そういう言葉を聞くだけで、また行こうかという気持ちにさせてくれるのも、蛸島のきょう来てくれた人たちの言葉だと思う。その言葉に応えられるように夫婦で力を合わせて今後も頑張っていきたいな」
長野放送