冬のボーナス「去年の半分以下に」病院が“1時間の時限ストライキ” 看護師や介護職員など200人が参加「良い医療・介護をやるうえで自分たちが不安定な生活ではできない」
冬のボーナスの支給額が過去最低の水準になることに抗議し、長野中央病院の職員が1時間の時限ストライキを行いました。 病院の駐車場で行われた1時間のストライキには、労働組合に加入する看護師や介護職員など200人が参加しました。団体交渉で今年の年末一時金・冬のボーナスについて0.7か月分とする回答があったことに抗議するものです。去年の1.5か月分の支給から半分以下に減り、過去最低の水準だということです。 物価高騰などによる経営難が理由ですが、組合は「最低でも1ヵ月以上」の支給を求め、11月中に再び団体交渉を行う考えです。 長野地域民医連労働組合原さえ子執行委員長: 「良い医療・介護をやるうえでは自分たちが不安定な生活ではできない。私たちの思いをしっかりわかってもらいたい」 使用者側の長野医療生活協同組合の理事会は「深刻な訴えと受け止めている。今後の交渉に誠意を尽くしたい」としています。
長野放送