強烈な2段蹴りを放つ倉本

11月17日（日）ポートメッセなごやにて開催される『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』の[RIZIN MMAルール：5分 3R（71.0kg）]でキム・ギョンピョ（韓国/Redhorse MMA）と対戦する倉本大悟（JAPAN TOP TEAM）。25日に都内で所属するJTTジムで公開練習を行い、ミット打ちを披露。2段蹴りやサッカーボールキックなどの大技を披露し万全をアピールすると、RIZINデビュー戦で「新しい風を吹かせたい」と意気込んだ。 【フォト＆動画】倉本、2段蹴りから倒れた相手へサッカーボールキック！ブレダウでにっけん君をKOするシーンも 　倉本は極真空手、柔道で戦績を残し、21年9月『BREAKING DOWN 2』でにっけんくんと対戦し、1R46秒パンチ連打で勝利を収めた。22年9月にDEEPでプロデビュー。現在は破竹の5連勝中だ。前戦となる今年5月のDEEPでは、北岡悟を1R TKO勝利。今回がRIZIN初参戦となる。また、倉本はプロのファイターであると同時に建設系の会社に勤める会社員だ。 　対するギョンピョは韓国ROAD FCなどで活躍し、昨年4月にRIZIN初参戦すると、宇佐美正パトリックに一本勝ち、アゼルバイジャン大会で秒殺KO勝利して2連勝。しかし今年6月、スパイク・カーライルとの激闘の末一本負けした。 サッカーボールキック！この一撃で相手は失神KOだろう 　倉本は公開練習でミット打ちを披露。破壊力ある打撃とキレのある動きを見せると、2段蹴りからのサッカーボールキックの大技で締めた。 　「半年ぶりの試合で減量も順調」と笑顔を見せる倉本。対戦相手のギョンピョについて「映像を見ていると、相手はオールラウンダーだと思う。僕は打撃で行くので、相手は多分タックルとかしてくると思う」と、相手は組みの勝負にくると予想。自身の打撃でフィニッシュしたいと意気込んだ。 　RIZINデビュー戦でいきなりの強豪をぶつけられた倉本。RIZINサイドの大きな期待が倉本に寄せられているのが分かるが、倉本は「いずれはこれを越えて行かないといけない。今回もいつかはやらないといけない相手ですし。この階級は日本人選手が結構少ないので、新しい風を吹かせたらと思います」といい、 　ここでギョンピョを撃破すれば、初戦で一気にライト級の上位戦線に浮上する形となる倉本。先の展望を尋ねると「あと二つくらいでタイトル（挑戦）に行けるんじゃないかと。ここで勝てば、結構上位に行けるので、スパイク・カーライル選手とか、ルイス・グスタボ選手とかとやるのかなと思います」と語った。 　JTTのチームメイトで同じく今大会に出場する新鋭の秋元強真の如く、倉本も華々しいデビューを飾り、一気にトップ戦線へ駆け上がるか、注目だ。