重い「生理」で会社を休んだ20代女性…翌日、同僚が放った「衝撃のひとこと」
生理休暇は無給だった
入社して初めての生理を迎えた茜さん。朝からめまいがひどく、ベッドから起き上がることができなかったそう。そこで上司(大輔さん・仮名・40歳)に休みの連絡を入れたという。 「事情を説明して、生理休暇の取得を願い出ました。すると、上司から了承を得られたものの『生理休暇は無給だから』と告げられたのです。てっきり有給だと思っていたので、かなりがっかりして。どうやら生理休暇が有給か無給かはその会社に委ねられている様子。たとえ無給だとしても、今の状態では生理休暇を取らざるを得ませんでした」 鎮痛剤が効かず、夜も眠れなかったこともあり、翌朝再度休みの連絡を上司に入れたという。そしたら「生理ってそんなにキツいの? 」「病気じゃないでしょ」と冷たくあしらわれたのだとか。
周囲からの冷たい視線
「翌朝、出社して『急に休みをいただいてすみませんでした』とみんなに謝罪して回りました。でも、休憩時間にトイレに入っていたら、洗面所で同僚の里奈さん(仮名・30歳)が『茜さんって仕事が月末月初めにレセプト請求で忙しいのが嫌で休んでいるだけじゃないの? 』と陰口を叩いているのを聞いてしまったのです。あまりにも悲しくて個室から出られず、その場をやり過ごすしかありませんでした」 デスクに戻ると里奈さんから直接「休んで何をしていたの?」と聞かれたそう。彼女は明らかに不満げな顔をしていたという。 「すぐに『家で安静にしていました』と答えると『病院に行っていないの? 本当に体調が悪いなら、きちんと会社に診断書でも出したら? 』と嫌味を言ってきたのです。すかさず『そこまでする義務はありません』と反撃すると『生理休暇を毎月休める権利だと勘違いしている』と文句をつけられてしまいました」 会社で認められている生理休暇を利用しただけなのに、周りからの理解を得られなかった茜さん。しかし、この後思わぬ救世主が現れて事態は好転していく。 記事後編は【毎月「生理」で会社を休む20代女性が思わず号泣…職場でかけられた「予想外の言葉」】から。
菜花 明芽(ライター)