チェルシーの生え抜きDFチャロバーが事実上の構想外に アメリカツアーの帯同メンバーから外れる
23-24シーズンはプレミアリーグで13試合に出場
チェルシーはアメリカでのプレシーズンツアーに帯同するメンバーを発表した。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーは下部組織出身のDFトレヴォ・チャロバーを帯同メンバーから外し、構想外として売却に動くという。 現在24歳のチャロバーは8歳からチェルシーに在籍。イプスウィッチ・タウン、ハダースフィールド・タウン、ロリアンへのレンタル移籍を除いて現所属のチェルシーに在籍し続けていた同選手はクラブの愛の強い選手として知られていた。 そんなチャロバーだが、直近の23-24シーズンの前半戦は怪我で出場が叶わず。しかし復帰後は公式戦17試合に出場し、リーグ戦でも13試合のうち10試合にスタメン出場するなど、終盤の追い上げに貢献した。 24-25シーズンも長年在籍していたチェルシーで引き続きプレイすると見られていたチャロバーだが、ここに来て事実上の構想外に。同氏によると、チャロバーはこの状況に非常に失望し、悲しんでいるとのこと。同選手は23-24シーズンの後半に怪我から復帰した後、チェルシーのために最善を尽くした考えており、この扱いに不満を抱いているようだ。 ここまでチェルシーで公式戦80試合に出場し5ゴールを記録するなど主力として活躍してきたチャロバー。少年時代から過ごすクラブへの愛を度々語っていた同選手にとっては受け入れ難い現実になっているようだ。
構成/ザ・ワールド編集部