名古屋・山崎川の桜が見頃 花見スポットをドローンで撮影
名古屋・山崎川の桜が見頃 花見スポットをドローンで撮影
名古屋市内の代表的な桜の名所である山崎川の桜並木が見頃を迎え、24日にドローンで撮影した。 山崎川は名古屋市東部の千種区から昭和区、瑞穂区、南区の住宅街などを通って名古屋港に注ぐ総延長13.6キロメートルの河川。中流域の両岸約2.5キロが「山崎川四季の道」として約600本のソメイヨシノの並木が続き、1990(平成2)年に日本さくらの会の「さくら名所100選の地」に選ばれている。
さくらの名所100選、周辺には名古屋グランパスの本拠地も
特に瑞穂区の「鼎小橋(かなえこはし)」は風情のある木造橋が残っており、花見の人気スポットとなっている。周辺はサッカーJリーグの名古屋グランパスエイトが本拠地の1つとするパロマ瑞穂スタジアム(改築中)や野球場、陸上競技場、テニスコートなどがあるスポーツ・レクリエーション地区で、川沿いを走るランナーの姿も多く見られる。 名古屋では今月17日に平年より1週間早く開花宣言がされたが、23日から雨模様で今週末も雨の予報。24日午前は束の間の青空が見え、7分から9分咲きとみられる桜の花が陽の光を浴びて輝き、朝から大勢の市民が花見気分を楽しんでいた。 満開は26日頃と見込まれ、28日から4月4日まで夜間(午後6時半~午後9時)のライトアップが行われる。 (文・関口威人、ドローン撮影・吉田尚弘/nameken)