冬でも危ない! 冷蔵庫に入れても "意外と"「悪くなってしまう」食品5選
レタス
「レタスは水分活性の高い食材。水分活性とは、食品中の微生物が利用できる水分割合のことで、この数値が高ければ高いほど、微生物が増殖しやすくなります」とベンスリー氏。 とはいえ、正しく保存すればレタスは30日間も日持ちする。ポイントはレタスの葉をアルミホイルで包み、冷蔵庫に入れること。「レタスの水分活性は、袋や容器の中にキッチンペーパーを入れることによっても下げることができます。キッチンペーパーがレタスの葉から出る水分を吸収してくれるのです」。
魚の缶詰
未開封のツナ缶や魚の缶詰の賞味期限はかなり長いが、蓋を開けたら話は別。「缶を開けると空気やバクテリアにさらされるため、賞味期限は大幅に短くなります。数日と考えた方がよいでしょう」とカークパトリック氏は説明する。 「パスタソースのような缶詰や瓶詰も、同じ理由で開封後は賞味期限が短くなります。ただし、食品の酸性度合いによっても変わります。例えば、酢で保存した食品は、油で保存したものより数日多く保存することができます」。