冬でも危ない! 冷蔵庫に入れても "意外と"「悪くなってしまう」食品5選
冷蔵庫に入れたからといって、いつまでも食材が持つとは限らない。ほんの数日前に買ったベリー類やサンドイッチ用のハムがすでに腐っているのを発見したら、どんなにがっかりすることだろう。そうならないために、本記事では冷蔵庫での保存期間が短い食品と、より新鮮さを保つためのコツをご紹介。カビが生えたり、腐った食品を食べたりしないよう、以下のガイドを参考にして。 【写真】まな板や、スポンジって「いつが替え時」? 雑菌が繁殖して怖いことに...? ※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。
ご飯
炊いた米について、アメリカ政府が推奨する保存期間は4~6日とのことだが、ベンスリー氏の推奨は炊飯後1~2日以内に素早く消費すること。「セレウス菌と呼ばれる、胃腸の病気を引き起こす細菌を予防するためです。細菌の芽胞は熱に強く、調理しても死滅しません。28~35℃の温度で増殖し、食中毒につながるため、注意が必要です」。
ハムなどのスライス加工肉
ハムやソーセージなどの加工肉を食べる期限は数日中。「お店でスライスされた惣菜肉の保存期間は、冷蔵庫で3~5日。市販のパック入り惣菜肉は5~7日です」と、管理栄養士のアマンダ・ソーセダ氏は言う。 その期間内に使い切れないことがわかっている場合は、冷凍保存するのも手。「こうすれば腐ることもなく、安全です」とソーセダ氏。
ゆで卵
実は生卵よりも注意が必要なのが、ゆで卵。ゆで卵は冷蔵庫で保存してから一週間以内に食べきること。「ゆで卵は、黄身や白身に十分に火が通っていない場合、サルモネラ菌やリステリア菌などの細菌が繁殖している可能性があります。殻にも細菌が繁殖している可能性があるため、殻にヒビの入ったものは食べずに捨てることをおすすめします」と話すのは、KAK Nutrition ConsultingのCEOであり、クリーブランド・クリニックで管理栄養士として働くクリスティン・カークパトリック氏。「細菌の繁殖を防ぐには、ゆで卵は4℃以下で保存する必要があります」。