片手に収まるサイズで保護された生後1カ月の子猫→成長してから見せる“シュールな姿”の数々に「不思議がいっぱい」
むちっとした姿に胸キュン! 紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@patoosoujihonpoさんの愛猫・パトくん(撮影当時1才)。飼い主さんが「体に顔埋まってる写真発掘した」と投稿した写真には、体に顔を埋めたまま眠るパトくんの姿が写っていました。 【写真】とても不思議な座り方をするパトくん 撮影当時、飼い主さんの足の間で毛づくろいをしていたパトくんは、いつの間にか眠ってしまったそう。顔が埋まったパトくんの姿を見て、飼い主さんはどうなっているのかわからず、思わず「肩から頭が生えてる……?」とツッコミが出てきたといいます。 一般的に猫は体が柔らかいコが多いですが、パトくんも驚くほど柔軟なのだそう。飼い主さんによれば、「たまにギョッとする体勢になることがある」とのことですが、体に顔が埋まっているような姿を見るのは今回が初めてだったそうです。
パトくんとの出会い
シュールで可愛らしい姿を見せたパトくんも、現在は3才に成長しました。パトくんは元野良猫で、母猫とはぐれてひとりぼっちになっているところを飼い主さんの兄が発見し、保護したコだったといいます。 保護当時、体が枯れ葉だらけだったというパトくん。まだ生後1カ月ほどの小さな子猫で、自力で排泄もできなかったそう。体重は270gほどで体がとても小さく、片手に収まるほどだったといいます。 飼い主さんは前年に18年連れ添った愛犬を亡くしたこともあり、「ペットはもう飼わない」と家族の総意で決めていました。また、猫を飼ったことはなかったため、飼うのは難しいだろうと思っていたそうです。 しかし、飼い主さんは「こんな小さい子猫を放っておけない! 元気に大きくなってほしい」と家族にダメ元で相談したところ、すんなりと受け入れてもらえたため、パトくんを迎え入れて一緒に暮らすことになったのでした。 飼い主さんは当時について、「家族が動物大好きなことに本当に感謝です」と振り返ります。
パトくんはどんなコ?
パトくんについて、「パトの行動には不思議がいっぱいで、つかみどころがないですが、そこがとてもおもしろくて愛おしいなと思います」と話す飼い主さん。とくに印象的なエピソードがあるそうです。 飼い主さん: 「パトは私のお腹の上でのんびりするのが好きなのですが、なぜかわざわざ手を伸ばして、私の顔に手を乗せてきます。容赦なく目の上にも手を置いてきます。そして、ふみふみするかのようにグーパーするんです。爪が出てきて痛いですが、愛情表現なのかなと思っていつも耐えています」 不思議な行動を見せがちなパトくんは、実は社交的な一面もあるのだそう。パトくんは子猫の頃に母猫やきょうだい猫たちと離れてしまったため、社会性を学べていないと思われます。 しかし、のちの家族になる保護猫・墨くん(取材時2才)に対して威嚇もせず優しく受け入れている姿を見て、飼い主さんは驚いたのだとか。今では、グルーミングをし合う仲だといいます。 また、パトくんは自宅に家族以外の人が来ても、人見知りすることなくマイペースで過ごせるほど穏やかなコなのだそう。飼い主さんはパトくんの魅力について、「パトのぽやっとして優しい性格が可愛くて大好きです」と話します。