松山英樹「自分の目標にはまだ達していない、自分の中にゴールはある」記録での優勝もまだ先を見つめる
◇5日 米男子ゴルフ開幕戦 ザ・セントリー最終日(米ハワイ州、プランテーションC) 松山英樹(33)=レクサス=が、米ツアーの最多アンダー記録となる通算35アンダーで、自身初の開幕戦優勝を飾った。1打差首位から最終ラウンドを開始し、1イーグル、7バーディー、1ボギーの65でプレー。これまでの記録を1打塗り替え、後続に3打差をつけて逃げ切った。優勝賞金360万ドル(5億6520万円)を獲得。昨年8月のフェデックス・セントジュード選手権以来、5カ月ぶりのツアー通算11勝目。以下は一問一答。 ―2025年初戦で優勝 松山「まあ、いいプレーができたかなと思う。バーディーを重ねないと厳しい闘いになると思っていた。7番でボギーを打ってもすぐにバーディーを取れたりと、そういうところがよかった。来年もまた、ここに戻ってこられる」 ―ハワイの2大会を制覇した 「すごくうれしい。ハワイで2つとも勝ちたいと思っていた」 ―18番をバーディーにしたら新記録だと知っていたのか 「通算35アンダーだったら記録だろうと思っていた。そういうことを思っていたらパットが入らないだろうな考えていたら、入りましたね」 松山選手にとっても、特別なこと? 「それはそうでしょう。でも、自分の目標にはまだ達していない。ここで話すことではなくて、自分の中にゴールはある」 ―3番のショットインイーグル、5番のアプローチショットは 「3番はバーディーチャンスについたと思ったら、入ったって歓声で分かった。5番はコリンがグリーンに乗って、バーディーかイーグルだと思った。2打リードしていたとはいえ、バーディーを取っておかないと流れが切れてしまう。風がアゲンストかフォローか分からず難しかったが、いいタッチを出せた」 ―前日62で回った後、どのような練習を 「ティーショットの修正」 ―開幕戦で勝って、今年の見通しは 「何も変わらない」 ―オフはほとんど練習していなかったとか 「勝てたのでよかったんじゃないですか」(写真はAP)
中日スポーツ