川崎Fが山田の後半AT弾で劇的な勝利 今季12点目の新エースは「ボールが戻ってきてくれた」
◇明治安田J1リーグ第30節 川崎F3―2鳥栖（2024年9月13日 UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu） 【写真】＜川崎F・鳥栖＞試合後、サポーターと勝利の喜びを分かち合う川崎F・鬼木監督（中）（撮影・西海健太郎） 14位の川崎Fがホームで最下位の鳥栖に3―2で競り勝ち、連敗を2で止めた。後半アディショナルタイム1分にPKで同点に追いつかれる苦しい状況の中、同10分のカウンターでFW山田新が劇的なゴール。FWマルシーニョの左クロスは捉えられなかったが、後方の相手選手が弾いたボールが浮き球となってゴール前にいた山田の目前に上がり、頭で押し込んだ。 山田は「本当は一発で決めたかったですけど、自分のところにボールが戻ってきてくれた。しっかり目を切らさずにやれていたことがゴールにつながった」と振り返った。今季ブレークした新エースは3試合ぶりの12点目で3試合ぶりの勝利をもたらし「本当に勝たないといけない試合だった」と息をついた。
