このまま“出番なし”に…?阪神、今季1軍出場ゼロの選手(2)「5年連続」で起用されず…?
いよいよプロ野球はシーズン最終盤を迎え、1試合の重みがさらに増してくる時期となった。リーグ連覇を狙う阪神タイガースでは、前川右京などの新戦力が台頭した一方で、まだ一軍での出番がない選手も多い。そこで今回は、ここまで一軍出場がない阪神の選手を取り上げる。(※今季成績は9月19日時点)
遠藤成
投打:右投左打 身長/体重:178cm/85kg 生年月日:2001年9月19日 経歴:東海大相模高 ドラフト:2019年ドラフト4位 今季はおろか、いまだ一軍の試合に出場したことがない遠藤成。高卒5年目を迎えているだけに、そろそろデビューを飾りたいところだ。 名門・東海大相模高で1年春からベンチ入りすると、投手としては最速140キロを超え、打者としては高校通算45本塁打を放つ「二刀流」の活躍を見せた。 その後、ドラフト4位で阪神タイガースへの入団が決まり、プロでは遊撃一本での勝負を明言した。 高卒1年目はプロの壁にぶち当たり、ファーム62試合の出場で打率.157。三振率が3割を超え、コンタクト面での課題も浮き彫りになった。 しかし、翌年はファーム日本選手権でMVPを獲得するなど飛躍のきっかけを掴むと、昨季はファームで112試合に出場し、打率.270の数字を収めた。 今季は、ここまで二軍戦117試合に出場し、打率.252ながらウエスタン・リーグ2位の27盗塁をマーク。 決死のアピールを続けているだけに、今季中の一軍デビューに期待したい。
ベースボールチャンネル編集部