「メガバンク」と「地方銀行」年収はどれくらい違う?賞与や福利厚生の違いも解説
メガバンクと地方銀行は、就職先として注目を集めているようです。この2つを比較したとき、年収にどのくらいの違いがあるか気になる人もいるでしょう。今回は「メガバンク」と「地方銀行」の違いについて、平均年収、賞与額、福利厚生の観点から比較しました。どのような違いがあるかをぜひ参考にしてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
「メガバンク」と「地方銀行」の違い
メガバンクと地方銀行の収入面や待遇面での違いとしてあげられるのは、以下の3つです。 ●平均年収 ●賞与額 ●福利厚生 それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。 ■平均年収 メガバンクと地方銀行を比較した際、平均年収の部分に違いがあると考えられます。まずメガバンクの例ですが、おおよそ800万円を超える結果となっています。 対して地方銀行の平均年収を見てみると、千葉銀行が766万3000円、スルガ銀行が735万2000円との結果が掲載されていました。このことから、メガバンクと地方銀行にはおよそ100万円前後の年収差があると考えられるでしょう。 ■賞与額 メガバンクと地方銀行には、賞与額の面でも差があると考えられます。平均年収に賞与額は含まれていますが、賞与だけを比較しても、受け取れる額に差があるといえるでしょう。 例えば、年2回の賞与が受け取れるメガバンクもあるようです。金額は在籍する支店の評価や個人の業績によって異なります。 対して地方銀行の場合は、銀行によって賞与額が大きく異なるようです。例えば千葉銀行の場合、年間で6ヶ月分の支給実績があるとされていました。スルガ銀行の場合は、1.5~3ヶ月分が年に2回支給されるようです。 ここで紹介する金額はあくまで一例であるため、比較する際の参考程度に留めてください。 ■福利厚生 メガバンクと地方銀行の福利厚生は、どちらも充実していると考えられています。そもそも企業によって福利厚生の内容は異なるため、一概に比較するのは難しいでしょう。 地方銀行の例として千葉銀行を見てみると、各種手当や仕事と育児の両立支援制度などが充実している結果となりました。このことから、福利厚生についてはどちらがよいかを断言するのは難しいといえます。 福利厚生に関してはメガバンクと地方銀行のように区切るのではなく、各銀行が提示している内容を確認するとよいかもしれません。