少子化対策「総理のリーダーシップを期待したい」小池都知事会見1月6日(本文)
国の少子化対策のスケジュール感をどう思うか
記者:NHKの中村です。よろしくお願いします。少子化対策を巡って、国の動きに関して質問です。総理は少子化対策の具体策のたたき台について3月末をめどにまとめるように担当大臣に指示して、それを受けて、そのたたき台を受けて、今度、4月以降、こども家庭庁などでその詰めの検討を続けて、最終的に6月の骨太の方針の策定に入れ込むというスケジュール感をお示ししています。このスケジュール感について知事はどのように受け止められますでしょうか。 小池:やはりスピード感を持って、そして、これずっと長い間、部分部分の改修工事が行われてきた制度設計ですけれども、基本的な制度をいじらずに、なんて言うんですかね、部分の対応だけでは異次元にならないのではないだろうかなというふうに思います。これから会議を進められるということですし、注視をしていきたいというふうに思っております。 記者:ありがとうございます。あとコロナの関係でございます。インフルエンザの感染が広がっているということで、確認なんですけども、知事のご認識としてはもうやはり今、コロナとインフルの同時流行しているという認識でよろしいんでしょうか。 小池:それに対して気を付けなければならない時期に差し掛かっているのではないかというふうに思います。またそれらのことも含めながら、専門家の先生方のご意見なども伺いながら、また、今申し上げましたようにインフルエンザのワクチンや、それからやはりインフルエンザは、この間、コロナという、より強力と思われるウイルスの存在によって抑えられてきたことと同時に、手洗いとか消毒、マスクといったような基本的な感染対策が行われてきたことによって抑えられていた。これは今回も同じことが言えるのではないかというふうに思います。もちろんインフルエンザのワクチンについては一定の年齢以上の方々についても対応させていただいておりますし、ご希望の方はそれぞれの医療施設で受けられるということでございますので、しっかり予防をしていただきたいと思います。ましてや、今、受験のシーズンですから、お気を付けいただければと思います。 記者:ありがとうございます。 小池:よろしいですか。はい。それでは、ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事会見1月6日