【インドネシア】高速鉄道の1駅区間乗車券、1600人が利用
インドネシアの首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」を運行するインドネシア中国高速鉄道社(KCIC)は5日、バンドン側の始発・終着駅のテガルルアル駅から隣のパダララン駅まで1駅区間の乗車券を1日に発売して以来、同区間の乗客が4日までに1,600人を超えたと明らかにした。 これまではテガルルアル駅から乗車する場合、パダララン駅で下車する乗車券は販売されていなかった。 テガルルアル―パダララン駅間の運賃は、11月中のプロモーションで片道5万ルピア(約475円)。KCICのアプリや、国鉄クレタ・アピ・インドネシア(KAI)のアプリ「Access by KAI」などでは出発時間の30分前まで、駅窓口では同15分前まで購入できる。 テガルルアル―パダララン駅間は、車で移動すれば1時間かかるが、ウーシュでは14分。KCIC広報担当者によれば、1区間を利用した乗客は週末に多く、3日だけで800人に達した。ウーシュに初めて乗車した家族連れが多かったという。