メタルギアソリッドをイメージしたアウトランダーPHEVやトライトンのカスタムカーなどを展示。ミツビシが東京オートサロン2025の出展概要を発表
1月7日、三菱自動車は1月10日~12日に千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2025の出展概要を発表した。ブースでは昨年2月に発売されたピックアップトラック『トライトン』を中心に、計8台が参考出品される。 【写真】メタルギアソリッドの世界観がイメージされたアウトランダーPHEV NIGHT SEEKER CONCEPTのリヤビュー。“FOX”ロゴも入る 『カッコよく遊び尽くせ!』をテーマとするミツビシブースでは、トライトンのブランドアンバサダーであるタレントのヒロミさんがカスタマイズを手掛けた車両や、昨年開催された『トライトンカスタムコンテスト』の最優秀賞車、レッドブル・ジャパン主催イベントなどで音響を提供する“DJブース搭載イベントカー”など、トライトンのカスタムカーがメイン展示車となる。 なお、総エントリー数16台のなかから一般投票で選出されたトライトンカスタムコンテスト最優秀賞車は、1月10日にミツビシブースで開催されるトークショー内で表彰が行われるとのこと。 また、昨年10月に発売されたプラグインハイブリッドEV『アウトランダーPHEV』では、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)が手掛ける人気ゲームタイトル『METAL GEAR SOLID(メタルギアソリッド)』シリーズの世界観がイメージされたカスタムコンセプトカーが出展される。 このほか、オールラウンドミニバン『デリカD:5』のカスタマイズカー、アジアクロスカントリーラリー2024で活躍したトライトンラリーカーやデリカD:5サポートカー、そして『デリカミニ』など、合計8台が参考出品される予定だ。 ミツビシは東京オートサロン2025への出展に関して「機能性の高さに加え、情緒的なカッコ良さを紹介するとともに、三菱自動車らしい安全・安心で快適な魅力を提案します」としている。出品車の概要などは以下のとおり。詳細はミツビシの東京オートサロン2025スペシャルサイト(https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/autosalon/tas2025/)を確認してほしい。 ■ミツビシ 東京オートサロン2025出品概要 トライトンブランドアンバサダーであるヒロミさんのカスタムカー 大口径ホイールや車高が特徴的なピックアップトラックを限界ギリギリまでローダウンし、街乗りの雰囲気に合わせたカスタムカー。メッキパーツはマット調にラッピングし、大人な雰囲気を演出。 トライトンカスタムコンテスト最優秀賞車 10日に表彰される最優秀賞車を実物展示。 トライトン DJブース搭載イベントカー 清涼飲料水の輸出入・販売を行うレッドブル・ジャパンとパートナーシップを締結し、同社が主催するダンスイベントなどで音響を提供することを目的に製作されたイベントカー。トライトンの荷台にDJブースを搭載し、イベントでは実際にDJプレイも実施する。 アウトランダーPHEV NIGHT SEEKER CONCEPT SUVとして走破性や機能性に優れたアウトランダーPHEVをベースに『メタルギアソリッド』シリーズからインスパイアを受けたデザインとしたカスタムコンセプトカー。過酷な道でも確実にゴールまで到達できるクルマ作りを目指す三菱自動車の理念と、本格派潜入ミッションが繰り広げられる同シリーズとの親和性を通じ、本物感を求める各年代へアピールする。 デリカD:5 BLACK Edition ACTIVE SEEKER デリカD:5の特別仕様車“BLACK Edition”をベースに、マットなガンメタルと低彩度のグリーンカラーを採用。三菱自動車のテストコースがある北海道、十勝の地形をデザインしたグラフィックスは、ユーザーがフィールドを探索するイメージを持たせ、どんな冒険にも挑戦できるイメージを表現している。 アジアクロスカントリーラリー・AXCR 2024 トライトンラリーカー(本戦仕様車) 2023年にグローバル発表されたトライトンをベースに、国際自動車連盟のグループT1規定(改造クロスカントリー車両)に沿って改造が施された競技車両。前年の参戦結果を振り返り、高速ステージで排気量の大きいライバル車に対抗できるよう動力性能をさらに強化。また、トレッド拡大、リーフスプリング式からコイルスプリングを用いた4リンクリジッド式へのリヤサスペンション形式の変更により、悪路走破性を大幅に向上させることで、トライトンが従来持つバランスの良さを生かしつつ、悪路での速さも持ち合わせる車両に仕上がっている。 アジアクロスカントリーラリー・AXCR 2024 デリカD:5サポートカー(実走車両) デリカD:5のサポートカーは、このクルマの特徴である堅牢性・操縦性・走破性を生かしながら、 リフトアップサスペンションやオフロードタイヤ、アルミエンジンガードの装着により、悪路走破性をさらに向上させている。AXCR 2024では7日間にわたる総走行距離2000km以上のタフなコースを安心・快適に走破し、チーム三菱ラリーアートをサポートした。 アジアクロスカントリーラリー・AXCR 2024 デリカミニサポートカー(実走車両) AXCR 2024で新たに投入されたデリカミニのサポートカーは、リフトアップサスペンションやオールテレーンタイヤ、エンジンガードを装着し悪路走破性を向上、軽自動車でありながらフラットダートや泥濘路を含む総走行距離2000km以上のラリー全行程を走破し、チームをサポートした。 ■メインステージ内容 メインステージではトライトンカスタムコンテストの表彰式や、同社ブースを盛り上げるトークショーやステージショーを開催する。 トライトンカスタムコンテスト表彰式、トークショー 10日 14:00~:表彰式(最優秀賞、優秀賞) 11日 13:00~:ヒロミさんトークショー&ヒロミ賞表彰式 12日 13:00~:竹岡圭さんトークショー&竹岡圭賞表彰式 AXCR2024参戦内容や魅力を語るトークショー ・AXCR2024サポートカーレポート 10日 16:00~:片山右京、竹岡圭トークショー Team MITSUBISHI RALLIART AXCR2024参戦レポート ・11日 11:00~/15:00~: 増岡浩総監督、田口勝彦選手、保井隆宏選手、エンジニアトークショー ・12日 10:00~/13:00~: 増岡浩総監督、小出一登選手、千葉栄二選手、エンジニアトークショー Red Bull Street Jamメンバーによるステージショー(毎日2回開催) 三菱自動車ブースや車両の魅力を伝えるライブツアー(10日2回、他日3回) ※各ステージの合間では、今年春のリリースを予定しているメタバースを活用した、まったく新しいドライブコミュニケーションSNSのイメージ動画を初公開。 [オートスポーツweb 2025年01月07日]