しずちゃんボクシング引退会見全文1 春から体調不良に
しずちゃんボクシング引退会見全文1 春から体調不良に THEPAGE大阪
アマチュアボクシングの女子ミドル級で活躍した、お笑いコンビ・南海キャンディーズの「しずちゃん」こと山崎静代(36)の引退会見が19日夜、大阪市内のホテルで開かれた。山崎選手は冒頭あいさつで「ボクシングがなかったら今の自分はない。いい仲間とも出会ったし」と感謝の気持ちを述べたが、練習では4月くらいから体調を崩し「吐き気や過呼吸を起こすなどしたため8月ぐらいからボクシングを離れた」と実状を明かし、引退を決意したことを明かした。今後は芸能活動とともに「女子ボクシングを盛り上げるためにお手伝いしたい」などと述べている。その会見全文を紹介する。
生ぬるかった自分を鍛えてもらえました
司会:皆さんこんばんは。私、一般社団法人日本ボクシング連盟総務委員長の樋山茂です。この会での司会をさせていただきたいと思います。本日はお忙しい中、多数お集まりいただきましてありがとうございます。ただ今より一般社団法人日本ボクシング連盟所属選手であります、ミドル級チャンピオン・山崎静代選手、引退記者会見を執り行わさせていただきます。まず最初に山根明会長よりごあいさつがあります。会長はちょっと体調がちょっと思わしくないため、専務理事、吉森氏よりお願いします。 吉森:こんにちは。専務理事の吉森が、会長に代わりましてごあいさつ申し上げます。本日は大変お忙しい中、このようにたくさんの取材に来ていただきましてありがとうございます。皆さま、ご存じのとおり、山崎静代選手は多くのボクシングファンから絶大な応援をいただいておりましたが、このたび引退することになりました。私たちとしても非常に残念なのではありますけども、皆さまの厚い希望、期待がありましたところ、このような引退になりましたいきさつについて、できるだけご理解いただきたいという意味でこの場を設けさせていただきました。 実は山崎選手が頭角を現した当初、会長をはじめ、私たちが付き添って韓国にスパーリングに行ったことがございます。その際は会長と私がセコンドをして、山崎選手を励ましながらいい試合、向こうのランカーの選手だったんですが、いいスパーリングをした思い出があります。その他、多くのいろんな記録のこと、今までのいきさつのこと、いろんなことがあると思いますので、今日は皆さんによくご理解いただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 司会:ありがとうございました。それでは、早速ですけども、山崎選手より引退に際しまして、皆さまに一言、お話し願います。よろしくお願いします。 山崎:本日は皆さま、お忙しい中、たくさんお集まりいただきありがとうございます。私はアマチュアボクサーとして現役を引退します。はい。本当にボクシング、こうやってアマチュアで有名な山根会長をはじめ、たくさんの方々にたくさんチャンスを、試合をするチャンスをいただき、もうこんな、ボクシング、なかったら私の人生、なかったなって本当に、今がなかったと思いますし、ボクシングのおかげですごい仕事をこれからするにあたっても自信を持たせていただきましたし、今まですごく生ぬるかった自分を鍛えてもらえましたし、本当にいい仲間とも出会えましたし、もうそういった環境、なんか自分のわがままを聞いていただいた会社にも感謝してますし、それを、私がボクシングをやりたいということを受け入れてくださった、本当に、アマチュア連盟の山根会長にとても感謝をしております。はい。 これから私は現役を退きますけども、たくさん私のためにボクシング、させていただいたので、これからまだまだ女子ボクシングっていうのはマイナーなところがあるので、女子ボクシングを盛り上げるために私がこれからお手伝いできることがあればしていきたいなと思っております。はい。失礼します。