【ベラトール】太田忍、初参戦で自身初の一本勝ち!ノースサウスチョークで相手は苦悶タップ
6月23日(日本時間)アイルランド・ダブリンで開催された総合格闘技イベント『BELLATOR CHAMPIONS SERIES DUBLIN』のバンタム級マッチにて、RIZINで活躍する太田忍(30=THE BLACKBELT JAPAN)がロジャー・ブランク(31=スペイン)にノースサウスチョークで1R一本勝ち、華々しいベラトール・デビュー戦を飾った。 【動画】太田忍、“ノースサウスチョーク”で初一本勝ち!相手は苦悶タップ 太田はレスリングの16年リオ五輪銀、19年世界選手権金の実力者。昨年はRIZINで倉本一真、瀧澤謙太をKOで撃破したが、10月は佐藤将光に判定負け。続く大晦日は芦澤竜誠にKO勝利、4月は牛久絢太郎を判定で下すなど2連勝中。MMA6勝(4KO)3敗で今回初のベラトール戦に臨む。 対するブランクは17年にプロデビューし戦績5勝5敗。南米MMA「Combate Global」に参戦した実績を持ち、5勝のうち4フィニッシュ(1KO・3一本)とアグレッシブな選手だ。太田と同じく今回がベラトール初参戦となる。 試合は1R開始すぐ、ブランクが果敢にハイキックを放つも、太田がその蹴り足を掴んでテイクダウン。トップの太田はブランクをケージまで押し込むと、パウンドを落としながらパスガード。サイドからジャパニーズネクタイを仕掛け上四方の体勢を取ると、暴れるブランクを抑え込み、ノースサウスチョーク! ブランクが苦悶の表情でタップ、太田が全くダメージを受けず、圧巻の一本勝ちを決めた。 自身初の一本勝ちに喜ぶ太田。勝利マイクで「サンキュー・ベラトール・ファンズ!アイアム・ジャパニーズニンジャ!ジスイズ・ジャパニーズMMA!」(訳:ベラトールファンの皆ありがとう!私は日本のニンジャ、これがジャパニーズMMAだ)と英語で叫ぶと、会場から歓声が。 続けて「しっかりミスなく戦えてよかった」と安堵の表情を浮かべ、ベラトールの継続参戦もしくはRIZIN王者になってベラトールの王者クラスの強豪と対戦するなど今後の野望も語った。 『BELLATOR CHAMPIONS SERIES DUBLIN』 6月23日(日本時間)アイルランド・ダブリン ▼バンタム級マッチ ○太田忍(THE BLACKBELT JAPAN) 一本 1R2分18秒 ※ノースサウスチョーク ●ロジャー・ブランク(スペイン)