【高校野球】今秋ドラフト上位候補・大阪桐蔭の森陽樹「最終的に藤浪さんを超せるように」 ドラフト1位でプロ目指す
大阪桐蔭が5日、大阪・大東市内の同校グラウンドで始動した。今秋ドラフト上位候補の最速153キロ右腕・森陽樹(2年)は「ずっとドラフト1位でプロ野球と言ってきた。絶対達成したい」と宣言。主将のプロ注目右腕・中野大虎(同)との同時指名を目指す。 大阪桐蔭から投手2人が指名されれば、春夏連覇を達成した“最強世代”18年の横川(巨人)、柿木(元日本ハム)以来。この日は藤浪晋太郎投手(30)が同校を訪れており、190センチの森は「自分より全然デカいし、キャッチボールを見ても力強さが伝わってくる。最終的に藤浪さんを超せるように」と目を輝かせた。12年春夏連覇の大先輩と同じ1位指名、そしてその先へ、まず目標となるのは夏の日本一。6年連続のセンバツ出場は厳しい状況だけに、「とにかく夏、日本一と強く思っている」と決意した。 〇…メッツ傘下マイナーからFAとなった藤浪が、西谷浩一監督(55)らへのあいさつで母校を訪れた。メッツに移籍した昨季は開幕前にマイナー落ちし、7月にDFA(事実上の戦力外)。現在も所属先は未定と説明した。恩師から「藤浪らしくやってもらいたい」と激励も受けた右腕は「西谷先生も一からやり直しますとおっしゃっていたので、僕も頑張らないと。(後輩も)頑張ってほしい」と話した。
報知新聞社