仏スーパー杯、モナコはパリ・サンジェルマンに敗れる…南野拓実はフル出場
サッカーのフランス・スーパー杯が5日、ドーハで行われ、日本代表MFの南野拓実が所属する昨季仏1部リーグ2位のモナコは、昨季リーグ覇者のパリ・サンジェルマン(PSG)に0―1で敗れた。南野はフル出場したものの、PSGの仏代表FWデンベレに後半終了間際、両チーム唯一の得点を決められた。PSGは大会3連覇となった。
南野は40分過ぎ、ゴール前で浮き球を胸で収め、シュートを放ったものの相手GKがセーブ。後半も得点を狙ったものの、果たせなかった。PSGの韓国代表MF李剛仁(イガンイン)は先発し、きわどいシュートを放つなどして後半途中までプレー。
仏スーパー杯は、「トロフェ・デ・シャンピオン(王者たちのトロフィー)」と名付けられ、直前のシーズンのリーグ王者と、カップ戦優勝チームが対決する。昨季はPSGが国内リーグとカップの2冠を達成したため、リーグ2位のモナコが出場した。これまで中国やカナダなど度々、仏国外で開かれており、今回はカタールで実施された。(パリ支局 平地一紀)