学生の「盗撮事件」が続発する”闇深すぎる理由”…名門サッカー部にエリート校も、安易に盗撮に走る「ヤバい若者たち」
背景に「フリマサイト」の存在が
学校や保護者のなかには、例えば東大に年間何人も入るエリート高校で、そんなレクチャーは不要だと考える人がいるだろう。しかし盗撮事件は年齢や社会的地位に関係なく起きていて、近年増え続けている犯罪だということは知っておいて欲しい。また盗撮事件が起きてしまえば学校や組織のレピュテーションリスク(信用低下)はとてつもない。だからこそ予防的措置が必要なのだ。 もちろん、学校側の責任だけではない。いま、若者たちが安易に盗撮に手を染める背景には、ネット上で盗撮画像や情報が簡単に手に入ることが一因にある。ネット上には盗撮サイトが氾濫しており、なかでも盗撮動画を簡単に売買できる「フリマサイト」が悪質なのだ。 『「バレなきゃ被害も何もない」学生たちが盗撮フリマサイトで荒稼ぎ…!盗撮犯たちの「驚きの収入」』では、この「盗撮フリマサイト」の実態と闇を解説する。 (文/ジャーナリスト・竹輪次郎)
竹輪次郎