「第26回 全日本身体障害者野球選手権大会」岡山桃太郎が5連覇 日の丸戦士が牽引し、王者の戦いを見せる
また槙原は自身初めての年間MVP獲得となった。入団から20年で獲得した個人タイトルだった。 「自分がどんな立場であろうと、常に『チームの勝利』だけを目指してやっているので、MVPよりも断然チームの5連覇の方が嬉しかったです。 春は2回戦負けで悔しかったですし、監督が代わった年だったので、何より胴上げをしたかったです。佐藤晃一監督が新たに就くなどチーム編成が変わった年でしたが、勝利のためにそれぞれが役割を果たせた1年間でした」 と、大きな変化があった中でチームが勝てたことを誇った。 岡山の選手権大会5連覇で幕を閉じ、全ての大会日程を終えた身体障害者野球。 早くも各チームは来季を見据えており、また来シーズンこの場所に戻るべくリスタートを切っている。
取材 / 文:白石怜平