『オオカミちゃん』で話題、高鶴桃羽「バレエ時代は痩せすぎ…グラビアを始めて体型を褒められるように」
人気恋愛リアリティショー番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』の出演で一躍注目を浴び、俳優、モデル、バラエティと着実に活動の場を広げる一方で、均整の取れた抜群のスタイルを武器にグラビアの世界にも進出。今年1月からはアイドルグループ「君と見るそら」のメンバーとして精力的にライブ活動を行うなど、芸能活動を始めて2年で八面六臂の活躍を見せる高鶴桃羽。幼少期からバレエに打ち込み、中学生からスイスやベルギーに短期留学。高校時代、ロシアに長期留学するも、ウクライナ侵攻で帰国を余儀なくされるなど、21歳にして波乱万丈な彼女の半生に迫る!(前後編の後編)>>前編は関連記事からご覧ください。>>前編は下の関連記事からご覧ください。 【写真】水着グラビアでも話題に、高鶴桃羽の撮り下ろしカット【9点】 札幌に戻ったが、コロナ禍の影響でバレエ学校にも通えず、ニートのような生活を送っていた。同級生は進学や就職で新生活を始めた時期で、自分には何もないと引け目を感じていた。 「私は忙しいほうが性に合っているので、何もすることのない生活が嫌で。つらい日々を過ごしていたときに、芸能のことを思い出したんです。それで事務所に連絡したところ、『いつでも来てください。一緒に頑張りましょう』と言ってくださったので、単身上京しました」 上京して間もない頃、若者から絶大な支持を集める恋愛リアリティ番組『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』(以下、『オオカミちゃん』)シーズン12 (Abema TV)のオーディションを受けて、見事に合格する。 「ずっと『オオカミちゃん』シリーズの大ファンで、シーズン1から観ていましたし、留学先でも観ることができたので楽しみな時間だったんです。もしも芸能活動を始められたら、出演できたらいいなと思っていたので、いきなり夢が叶ってしまって、それこそ夢じゃないかと思いました(笑)。 東京には友達が一人もいなかったので、上京当時は不安だったんですが、『オオカミちゃん』のメンバーや事務所の子たちが仲良くしてくれたので、刺激的でめまぐるしい日々ではあったんですが、楽しく過ごすことができました」 『オオカミちゃん』の反響は凄まじく、地元の友達からも、たくさんの応援メッセージが届いた。何よりうれしかったのは、バレエ仲間も喜んでくれたことだった。 「二兎を追う者は一兎をも得ずという言葉がありますが、バレエは『集中していないと置いてかれるぞ』という世界なので、それ以外の夢は言いにくい環境なんです。でも私が芸能活動を始めて、一緒にバレエをやっていた友達や地元の後輩たちから、『桃羽ちゃんがバレエと違う世界で頑張っている姿を見て、私も親や友達にバレエ以外の夢を言いやすくなった』という声を聞いて、すごくうれしかったんです。その気持ちは痛いほど分かるので、誰かの心を動かすことができたのは良かったなと」 『オオカミちゃん』出演後、ファッションイベントにモデルとして登壇する機会も増える一方で、念願だった俳優デビューも果たした。2023年9月には、『週刊プレイボーイ』を皮切りにグラビアの世界にも進出する。