米研究「44歳・60歳」頃に老化進行の“落とし穴”か?専門家オススメ“老化対策”「7色のレインボーフーズ」とは?
今からできる「老化対策」
44歳を向かえる前に知っておきたい「老化対策」。白澤理事長によると、アルコールの摂取量・コレステロールの摂取量を抑えることが大切だといいます。 アルコール類、揚げ物、脂っこい加工食品などの食事を控え、野菜中心の食生活に変える。脂質を抑えるに効果的食材である「サバ」を食べるなども有効です。 また、60歳を向かえる前には、老化が進む酸化を抑えるポリフェノールを多く含んだ食材や、抗酸化力が強い野菜を積極的に食べることが望ましいです。 白澤氏が推奨する、老化を防ぐ抗酸化力が強い食材を色で選ぶ方法「7色のレインボーフーズ」、「緑」ブロッコリー、「黄」かぼちゃ、「白」カリフラワー、「赤」赤パプリカ、「紫」ぶどう、「茶」しいたけ、「黒」黒ごま、などを積極的に摂取してください。 国際予防医学協会 白澤卓二理事長: おそらく44歳くらいはアルコールの摂取量が増えていると思うんです。だからアルコールを解毒する遺伝子発現がボンと増えているわけです。それから、脂を分解する酵素というのも増えているので、脂っこい食事を食べているのだと思うんですよね。ですから、アルコールの量を減らして、野菜中心の生活にしてもらうと。 それから、レインボーフーズというものがありますけども、これは色の成分がポリフェノールなんです。ですから、7色あると、7種類のポリフェノールがあると。それが色々な酸化ストレスを中和してくれるので、彩り、カラフルな食事をしてもらうように心掛けると良いと思います。 ――アルコールを抑えることでかえってストレスがたまることは? 赤ワインの中の、(抗酸化作用を持つ)レスベラトロールという成分はポリフェノールなんですね。ただ、アルコールを飲み過ぎると、逆になりますので。でも、選択するとしたら赤ワインかなと。 (『めざまし8』 2024年8月19日放送より)
めざまし8