【サイゼリヤ】の若返りやせメニューとは? 神やせのプロ・石本哲郎が教える外食やせダイエット
●外食しながらダイエットもアンチエイジングも叶えたい!そんな我儘な願いを叶えるべく、ボディメイクのプロ・石本哲郎さんが「若返りやせ飯」の選び方を伝授。今回はコスパ最強のイタリアンファミレスチェーン「サイゼリヤ」です。
「サイゼリヤ」はカロリー表示はあるものの、栄養成分を公表していないため、しっかりとした栄養知識がないと、やせることはできても、若返りやせの効果を出すのが難しい! カロリーを抑えても必要な栄養が摂れなければ、若返りどころかどんどん老けて、やつれてしまいます。若返りやせには、栄養バランス良く食べることが大切なのはもちろんですが、外食で完璧な栄養バランスなんてぶっちゃけ無理な話。 野菜よりたんぱく質ファーストを意識したサイゼリア神やせメニュー そこで、外食で大事なのが「たんぱく質をしっかり摂る」こと。たんぱく質はボディメイクの要である筋肉の材料となるだけでなく、体のベースを作っているもの。肌つやなど外見の若々しさや内臓など体の内側の健康にも寄与しています。 メニュー選びに迷ったら、基本的には魚か鶏肉を選べばOK。魚はダイエットと若々しさを両立できることが多いため、“困ったら魚”で間違いありません。また鶏肉では、脂質の少ないムネ肉やささみがベストですが、もも肉も皮をはがせば簡単に脂質を減らせますよ。脂質が多くなりがちな牛や豚よりリスクの低い鶏を選ぶのが無難! 若返りやせには野菜ももちろん大切ですが、それはたんぱく質が摂れた後の話。野菜メインで食べちゃうとたんぱく質不足を招いて、老けやすくなります! まずはたんぱく質を確保し、それからビタミンや食物繊維を摂るという順番を忘れないようにしましょう。
メインはラムかチキンを選んで脂質をセーブ
メインの肉料理にはハンバーグ、チキン、ラムの3種類がありますが、この中でNGなのはハンバーグ。なぜならひき肉を使っているので断トツに脂質が高くなるから。チキンは野菜ペーストをかけた「若鶏のディアボラ風」(654kcal)と、「柔らかチキンのチーズ焼き」(753kcal)があります。チーズは発酵食品でたんぱく質も摂れますが、脂質が高くなるのでダイエット向き食材ではありません。チキンならディアボラ風を選びましょう。
皮を剥がしてポテトを残せば余裕で500kcalを切り、たんぱく質20gも軽く超えてくるので、小ライスかパンをつければバランス的にもバッチリ。ただ、フォカッチャやガーリックトースト((地域によってパンの種類が異なります)は結構油ギッシュなので危険。パンならミニフィセル一択、なければ小ライスにしときましょう。 チキンよりさらに低カロリーなのは「ラムと野菜のグリル」で445kcal。ラムの中でも脂身の少ない部位が使われていると思われ、牛もも肉感覚で食べられます。栄養バランス的にも、メイン料理の中ではおそらくトップ。でも羊肉が苦手な人は、無理せずチキンで大丈夫。満足感を高めるためにも美味しく食べることも大切です。