角田とリカルド、VCARBとしては今季初のW予選Q3行きとなった／Red Bull Content Pool

ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅は、エミリア・ロマーニャGP予選で7番手となった。 【動画】角田裕毅、予選Q2では一発アタックのみで2番手タイムを叩き出す！Q2最後はピットでタイヤ温存 角田裕毅はVCARB 01を駆り、予選Q1では4番手、Q2ではワンアタックのみで3番手となり、今季5度目のQ3進出を果たす。だがQ3ではまとめきれず、7番手という結果に終わった。 僚友ダニエル・リカルドは今季初のQ3進出を果たし、9番グリッドを手にしている。VCARBとしては今季初のW予選Q3進出となった。 この結果についてチームの重鎮はポジティブな内容だったと回顧している。RBのレーシングディレクター、アラン・パーメイン氏は「我々にとってとても良い一日だった」とコメントを発した。チーム公式メディアがその言葉を伝えている。 「この結果はとても良かった。だけど、ユウキはQ3よりもQ2のほうがラップタイムが速かったし、本人はフラストレーションを抱えるような終わり方になったようだ」 「それでも2人とも予選Q3に進出できたし、クルマを仕上げるためにファクトリーのみんなは多大な努力をしてくれた」 「ダニエルにとっては今季初のQ3進出となったし、ここからさらに多くのレースでQ3まで勝ち進んでくれるはずだと確信している」

角田とレーシングディレクターのパーメイン氏／Red Bull Content Pool

そしてパーメイン氏は角田＆リカルドのイモラW入賞に期待を寄せた。 「決勝では何をすべきか分かっているし、綿密な計画も立てている。我々はチャンピオンシップで戦っているライバルよりも前のグリッドだし、もちろん両ドライバーがポイントを持ち帰って来られるように尽力するつもりだ。チャンピオンシップでのポジションをしっかり固めることができたらいいね」 エミリア・ロマーニャGP決勝で、角田は7番グリッド、リカルドは9番グリッドからのレース開始となる。近郊ファエンツァをホームとするVCARBは、お膝元のイモラで今季初の決勝W入賞を果たせるのか、日曜日のレースも要注目となる。