石破がぶち上げる「防災庁」で誰が恩恵を受けるのか…関連19銘柄を一挙公開!大手ゼネコンだけじゃない「ココを中心に投資すれば安心か」
まだまだあるぞ!恩恵銘柄
建設機械銘柄:コマツ(6301)、日立建機(6305)、神戸製鋼(5406) 防災工事にはクレーン車、ダンプなどの建設機械が欠かせません。建設機械で国内首位のコマツ(6301)は、世界第2位の建設機械メーカーです。また国内2位の日立建機も国内のみならず、世界的に存在感を発揮する建設機械メーカーとなります。そして、国内鉄鋼3位の神戸製鋼は多彩な事業を展開しており、有力な建設機械メーカーとしての側面もあります。防災工事の増加による鋼材需要の増加も合わせて、防災銘柄と位置付けることもできます。 インフラのメンテナンス銘柄:ショーボンドHD(1414) ショーボンドHDは橋や道路、トンネルなどのメンテナンス特化型の土木建設会社を傘下に持ちます。防災には各インフラの事前メンテナンスが欠かせず、同社に注目が集まる可能性があります。 総合防災設備銘柄:能美防災(6744)、セコム(9735) 能美防災は日本最大手の総合防災設備メーカーです。火災報知器や消火設備の製造販売・施工を行っています。同社の設備はトンネルなどにも導入されており、災害対策には欠かすことができません。なお、セコム(9735)のグループ企業であり、能美防災を傘下に持つセコムもあわせて防災銘柄として注目される可能性があります。
多防災銘柄への投資は大手中心が安心
防災銘柄と言っても、その内容は大手ゼネコンを始め多岐に渡ります。ただし建設・土木分野は国内の人手不足の影響を最も受けている業界の1つです その意味では、防災銘柄は大手などの企業体力がある銘柄中心に投資するのが安全と言えるのではないでしょうか。
石井僚一