メーガン妃の“料理番組”、配信前なのに批判続々…「必死さに嫌悪感」「解約した」
「必死さ」が誘う嫌悪感
イギリス王室の公務を行っていないハリー王子とメーガン妃は自活していく必要があるため、これまで数々の試みを行ってきた。最大の成功事例は、2020年に夫妻がNetflixと結んだ1億ドル(!)と言われる巨額の契約だ。 2022年12月に配信されたNetflix番組「ハリー&メーガン」(全6エピソード)は夫妻の生活とイギリス王室内部の問題を暴露したことで注目され、「Netflixデビュー作」としてはもっとも視聴された作品となった。 しかしこのシリーズ以降、ハリー&メーガン夫妻に「ヒット作」がないのも事実。2020年にSpotifyとの2500万ドルの契約を結び、2022年8月にメーガン妃がポッドキャスト番組「Archetypes」(12エピソード)を製作した。セリーナ・ウィリアムズやマライア・キャリー等の豪華ゲストが話題を呼んだものの、契約は2023年に終了。「Spotifyに見限られた」という見方がされている。 Netflixとの契約は2025年末までとされ、残り時間はあと1年数カ月。そろそろヒット作を生み出して契約を更新するか、または別会社との大型契約に繋げるか?は夫妻にとって生活を維持するためのカギといえる。 メーガン妃の番組以外にも、ハリー王子が主役の「ポロ競技のプロの世界」を描くノンフィクション番組を準備中とのことだが、「ハリー&メーガン」ほどの話題性はない。 自分たちの生活と「イギリス王室暴露」の切り売り以外の「次の一手」として考えだされたのが、メーガン妃を「ライフスタイルの女王の座につけること」なのだろう。 しかし俳優として成功後にイギリスで本物の「プリンセス」となり、アメリカ移住後もセレブリティとして生きる彼女が、料理やガーデニングを“日々”“熱心に”行っているとは考えづらい。 コアなファン以外は、「必死さがにじむビジネス戦略」にそう簡単に乗らないかもしれない。 さて、メーガン妃、どうする?
文:宮田華子