「衝撃が走る」中国代表監督が2連敗で解任の可能性?現地メディアが報じる。すでに後任の名前も「本当に夜明けとなるのか」
サッカー中国代表は、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第2節でサウジアラビア代表と対戦した。試合は1-2で中国代表が敗れている。中国メディア『SOHU』は現地時間12日に、代表チームを率いるブランコ・イバンコビッチ監督が解任される可能性があることを報じている。 【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1位~100位 中国代表は日本代表に7-0で敗れた後、ホームにサウジアラビア代表を迎えた。ホームチームは先制点を奪い、さらには相手に退場者が出て1人少なくなった状況であったにも関わらず逆転負けを喫して、現在はグループ最下位に沈んでしまっている。 同メディアは、「代表チームに衝撃が走る。イバンコビッチ監督が解任される見込みであり、後任も明らかになった」と題して、同監督が2連敗の責任をとって解任される可能性が高いことを伝えていた。 また同監督と中国サッカー協会の間には「パフォーマンス要件」が設けられているとも言及しており、「2連敗したことでその要件を満たしていない。そのため解任のために賠償金を支払う必要はない」と、解任の際に賠償金が発生しないのも解任を後押しする要因だと指摘している。 なお、後任はU-21中国代表を率いるスペイン人のアントニオ・プツェ氏が最有力候補に挙がっているという。記事では、「本当に夜明けとなるのか、答えを出すには時間がかかる」と監督解任に不安も示しており、「最終予選で2連敗。勝ち点0で最下位。残された時間は少ない」と、中国代表の苦境を報じていた。
フットボールチャンネル編集部