【陸上】高橋駿士が八種競技で高校歴代7位の5969点 弘前実4×100mR大会新の40秒35 千葉安珠2種目で2連覇/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月14~17日/福島・とうほう・みんなのスタジアム)2日目 インターハイ東北地区大会の優勝者一覧をチェック! 福岡インターハイの出場権を懸けた東北地区大会の2日目が行われ、男子八種競技では高橋駿士(会津学鳳3福島)が高校歴代7位の5969点で優勝した。 初日から好パフォーマンスを見せた高橋。最初の100mを10秒83(+0.1)の自己新で駆け抜けると、走幅跳7m06(+1.7)、砲丸投13m09、400m49秒90と終始安定して得点を量産し、初日は3219点で終える。翌日は110mハードルで向かい風のなか、自己新の14秒54(-0.7)をマークした。やり投(51m60)と走高跳(1m83)でやや得点が伸び悩んだが、やや苦手意識のある1500mを4分56秒73でフィニッシュ。大会記録(5648点)を8年ぶりに塗り替え、6000点まであと31点に迫った。 このほかの種目では、男子4×100mリレーで弘前実(青森)が40秒35で1位。前日の準決勝で出した大会記録(40秒40)をさらに更新した。女子4×100mリレーは常盤木学園(仙台)が47秒23で2連覇。アンカーの千葉安珠(3年)は向かい風のなか、100mも11秒89(-1.3)で2年連続優勝し、この日2冠を遂げた。 男子100mは鳥谷部陽向(三沢3青森)が10秒58(-2.2)で1位。男子砲丸投は昨年のU18大会覇者の阿部佑樹(柴田3宮城)が16m12で制した。女子走幅跳は大道空(久慈3岩手)が5m62(-0.2)で2連覇。女子走高跳は山根希乃風(仙台二華3宮城)が1m69で優勝した。 女子1500mは仙台育英(宮城)が上位独占。留学生のデイシー・ジェロップ(3年)が4分19秒58で制し、2位は昨年の全中覇者・黒田六花(1年)が4分28秒81、3位には4分29秒67で手塚蕾(2年)が食い込んだ。男子5000mはジェームス・カルリ(青森山田2)が13分53秒23で優勝。日本人トップは14分11秒12で3位に入った近江亮(仙台育英2)だった。なお、高2最高記録(13分34秒60)を持つ増子陽太(学法石川2福島)は5位でインターハイ出場権を手にしている。 全国インターハイは7月28日から8月1日に福岡・博多の森陸上競技場で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。
月陸編集部