国公立大医学部に強い高校2024「四国」3位に土佐
大学通信は、2024年度入試に基づく「国公立大医学部に強い高校ランキング」を特集。各エリアごとのランキングを発表している。四国エリア版の3位は土佐(高知)、4位は県立城東(徳島)と徳島文理(徳島)、6位は徳島市立(徳島)と県立松山東(愛媛)がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。 【画像】大学通信ONLINE
ランキングは、2024年度入試で防衛医科大を除く国公立大医学部・医学科合格者数の上位校をまとめたもの。合格実績のある高校へのサンデー毎日・週刊朝日・大学通信の3社合同調査をもとに集計している(非公表の高校除く)。なお、掲載データは、一部、集計中のため実際の合格者数が多いことや、浪人などの人数を含んでいないことがある。
11月13日更新の最新データによる国公立大医学部に強い四国エリアの高校ランキングは、3位「土佐(高知)」合格者26人、4位タイ「県立城東(徳島)」「徳島文理(徳島)」各15人、6位タイ「徳島市立(徳島)」「県立松山東(愛媛)」各14人、8位「県立丸亀(香川)」13人、9位「済美平成中教(愛媛)」12人、10位「県立城ノ内中教(徳島)」7人。四国エリアは、上位10校に公立6校、私立4校がランクイン。各県の公立・私立トップ校がバランスよく実績を出している印象だ。
旧7帝大の医学部・医学科の合格実績は、各校ともに数名程度。3位の土佐は、京都大・北海道大・名古屋大に各1人、4位の県立城東は名古屋大に1人、徳島文理は東京大に1人、合格者を輩出している。圧倒的にそのほかの国公立大への合格者数が多く、地元大を中心に進学している傾向がうかがえる。
四国エリア版のランキング1位は、全国版の6位に位置しており、全国の難関校に肩を並べる実績を出している。全国版23位に位置する四国版2位の高校は公立校。公立校だけでみると、全国8位の好成績となっている。1位・2位は、大学通信のWebサイトに掲載している。
リセマム 畑山望