【マイルCS馬体診断】ブレイディヴェーグ
「マイルCS・G1」(17日、京都) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真集】チャンピオン候補は?マイルCS出走馬の馬体をチェック 【ブレイディヴェーグ A】 手脚の長さ、横への長さが目立った今までとは違って、胴が詰まった正方形のスタイル。腹回りに厚みを増して、トモもパワーアップ。つくべきところに筋肉がついてきたことで、馬体の雰囲気がだいぶ変わってきた。軽く押しただけでもはじいてきそうな柔らかさがあり、毛ヅヤもピカピカ。使ったことで代謝も上がってきたのだろう。凜(りん)と前を向く表情からも体調の良さが伝わってくる。(馬サブロー美浦・佐野裕樹) 〈1週前追い切り診断〉美浦Wで6F82秒5-37秒6-11秒3(馬なり)。大きく前を走る僚馬2頭を目標に進むと、直線は持ったまま矢のような伸び脚。やる気になればいくらでも動きそうな勢いがあり、馬体も引き締まった状態で良化が著しい。