川崎1R「おみくじ賞」で3連単790万円超えの大波乱 単勝155.8倍の最低人気が激走
3日、川崎競馬1Rで行われたおみくじ賞(3歳六組・ダ1400m)は、岡村裕基騎手が騎乗した13頭立て13番人気のエイシンキャノピー(牝3、川崎・武井和実厩舎)が制した。2着に7番人気のアークフロリナ(牡3、川崎・平田正一厩舎)、3着に10番人気のエリーパトロール(牝3、川崎・平田正一厩舎)が入り、3連単は791万3850円の大波乱となった。 なお、1番人気のラブマニック(牝3、川崎・佐々木仁厩舎)は7着、2番人気のレディビー(牝3、川崎・古澤悟厩舎)は11着、3番人気のミカエンブレイス(牝3、川崎・田辺陽一厩舎)は4着に敗れた。 勝ったエイシンキャノピーは父ミッキーロケット、母エイシンコアー、母の父エイシンデピュティの血統。同じ母系には23年の中山牝馬Sを制し、宝塚記念で2着だったスルーセブンシーズ、19年の紫苑S覇者のパッシングスルー、昨年の新潟2歳Sを勝ったトータルクラリティがいる。昨秋に岩手から川崎に移籍。その後は8頭立ての8着、9頭立ての7着と苦戦が続いていたが、ここで単勝155.8倍の低評価に反発し、待望の初勝利となった。通算成績は13戦1勝。馬券を的中した人にとっては、「大吉」な幕開けになったことだろう。