美浦トレセンで調教に騎乗したレイチェル・キング

　英出身で豪州を拠点として活躍中の女性騎手レイチェル・キング（３４）が２日に来日し、３日に美浦トレセンで調教に騎乗した。短期免許の期間は１月５日（日）から３月２日（日）までの約２か月間となる。 　Ｒ・キングは「日本を含めた３か国での経験を含めて、オーストラリアでも自分の騎乗がレベルアップできています」とＪＲＡで１６勝をマークした昨年を振り返りつつ、今回の短期免許取得について「２回目なので１回目よりも自信を持っています。よりアットホームに感じますし、日本で騎乗するのが楽しみです。今年は勝利を増やしたいです」と力強く意気込んだ。 　５日のＧⅢ京都金杯では昨年のＧⅢ東京新聞杯でＶへ導いたサクラトゥジュール（セン８・堀）への騎乗が決まっている。「１回重賞を勝っている馬だし、初日に騎乗したことのある馬に乗れるのは楽しみ」と期待を寄せる。最後に「１年前はファンの方からサポートや応援をもらいました。今年も楽しみにしています」とファンへのメッセージも欠かさなかった名手。日本競馬への対応にも何ら不安がないだけに、初日から勝ち星量産を狙う。