国立行きを懸けた４試合は１月４日開催

前橋育英（写真）は後半36分に勝ち越し弾！ 追いすがる帝京大可児を３対２で振り切った。写真：福冨倖希

［高校選手権・３回戦］１月２日 　１月２日、第103回全国高校サッカー選手権は首都圏４会場で３回戦の８試合を開催し、１月４日の準々決勝に進む８チームと全４カードが確定した。 【動画】流経大柏がFW粕谷の決勝点で大津に競り勝つ！ 　準々決勝最大の注目カードは静岡学園vs東福岡の超名門対決だ。ともに攻守の歯車ががっちり噛み合う戦いぶりで難敵を退け、快進撃を続けている。間違いなく高次元のバトルが繰り広げられるだろう。 　２年連続のベスト４を狙う堀越は、同じ関東勢でプレミアリーグEASTを戦う前橋育英と激突する。堀越は３回戦でエースFW三鴨が４得点（通算５得点）を挙げる大活躍で、一方の前橋育英も主砲のFWオノノジュがここまで３得点と気を吐いている。両FWの直接対決からも目が離せない。 　大津との優勝候補対決を２対１でかろうじてモノにした流経大柏は、７年ぶりの４強まであと一歩の上田西と雌雄を決する。千葉の名門が繰り出す怒涛の波状攻撃を、組織的なディフェンスに定評がある上田西がいかに封じ込めるか。初出場で８強進出の東海大相模は、３回戦で帝京をPK戦の末に下した明秀日立とあいまみえる。勢いのままに国立切符を掴むのはいずれか。 　 　準々決勝の全対戦カードは以下の通り。 　 【１月４日／準々決勝組み合わせ】 ［等々力会場］ 東海大相模（神奈川）vs明秀日立（茨城） 東福岡（福岡）vs静岡学園（静岡） ［フクアリ会場］ 上田西（長野）vs流経大柏（千葉） 堀越（東京Ａ）vs前橋育英（群馬） 　３回戦の全結果は以下の通りだ。 【１月２日／３回戦】 東海大相模（神奈川） 3-0 東北学院（宮城） 東福岡（福岡） 1-0 阪南大高（大阪） 堀越（東京Ａ） 6-1 松山北（愛媛） 上田西（長野） 2-0 矢板中央（栃木） 明秀日立（茨城） 1(5PK4)1 帝京（東京Ｂ） 静岡学園（静岡） 2-0 高川学園（山口）　 前橋育英（群馬） 3-2 帝京大可児（岐阜）　 流経大柏（千葉） 2-1 大津（熊本） 構成●高校サッカーダイジェスト編集部